トップロゴ

大学・短大・専門学校生の生活を応援する、「スクールライフ・サポート・サイト」


 くらし編

vol.1 「一人暮らしIT活用術」
vol.2 「SNS(ソーシャルメディアサービス)の"分からない"を解消!」


vol3
自分がメディアと情報が発信できる「面白さ」がある反面、情報伝達の速さや個人情報 を公開したことで、さまざまなトラブルに巻き込まれるケースも多い。でも、セキュリティーやプライバシーを万全にすれば、楽しく、安心に楽しめる。押さえ ておきたい対策やこれから盛り上がりそうなSNSを紹介しよう!
 
 
・オリンピック出場停止事件
オリンピック選手がtwitterで差別発言をして出場停止になったり、勤務先に有名人がお忍びで来たことをツイートし、お店の信用に傷を付けて解雇される など、普段、友達と話している感覚で情報をネットに載せたことで、大事に発展する事例が後を絶たない。匿名だからと個人の中傷・誹謗が許されないのは言う までもなく利用する側のリテラシーが問われる。 しかし、こうした「自爆」とは別に、トラブルに巻き込まれるケースも後を絶たない。

炎上の仕組み


・twitterのつぶやきでも、facebookでバレる
現在、twiterでのつぶやきをmixiやFacebookに反映させることができるなど、mixi、Facebook、twitterはそれぞれ連携できる。別々につぶやくのが面倒だからと連携させている人も多いが、Facebookでは個人を特定できないような当たり障りのないことを書いていても、 mixiやtwitterを合わせて検索すると、点と点が繋がって線になるケースも多い。 今年頭に起こった炎上案件「佐々木俊尚氏に絡む広告業界の人たち(第一幕)」を見ると、匿名での迂闊な発言が会社等を巻き込んでしまうことになるのがよく分かる。
ともかく、
実生活で面と向かって言えないことは、ネットでも言わない。これが鉄則だ。
・気がつけばトラブルの渦中に…
ある事件の加害者関係者がFacebookを利用していたことで、Facebookに公開されていた家族写真や個人情報が2ちゃんねるで晒され、一晩で大流出した。さらに、同姓の別人が加害者の関係者と疑われて個人情報が拡散され、実害を被る被害も出ている。
実名で利用するFacebookは同姓同名のこうした身に覚えのないトラブルに巻き込まれることもある。
リテラシーを守って常識的に利用していても、実名を公開している以上、交通事故のようなトラブルに巻き込まれる可能性もありまた、巻き込まれた時のリスクも大きい。
さらに、犯罪とは無関係であっても、一方的な妬みをもたれた場合や過去にストーカー被害を遭っている場合など、個人情報が特定されやすいだけに、注意が必要だ。
 
 
・プライベートな情報の公開には注意する
顔写真が写っている写真、居住地の詳細が分かる地図などの公開は避けた方がベター。
友人・家族・恋人などの顔写真が写っているプライベートな写真を見せたい時には、公開設定を「友達限定」にするなど、不特定多数が簡単に見られないように対策しておく方がいい。
 

・SNSの登録名をアルファベットにする
登録名をアルファベットにするだけで、個人の特定が難しくなる。特にFacebookは実名が基本であるが、漢字表記をアルファベットにするだけで、同姓同名者が何人もリストアップされるので、個人を特定しずらくなる。公開設定も友達だけ、友達の友達だけなど、どのSNSも公開設定を選択できるので、目的に合わせて設定しよう。
twitter、Facebook、mixi共にメールアドレスで友達検索ができるのだが、自分もメールアドレスで検索される可能性がある。 Facebookは検索される相手を選ぶこともできるが、つながりたくない人からのアプローチを避けるのには、SNS用の登録用にフリーメールを新たに作るのも一つの手段だ。

 
・苦手な人はブロックで先手
苦手な人、元カレ・元カノなど、存在を知られてしまうことで、の びのびとSNSを楽しめないこともある。そんな時は、こちらから相手を見つけてブロックで先手を打つこともできる。Facebookの場合はブロックした 相手が名前で検索してもリストアップされないので、相手にブロックされたことを気付かれることもない。

※どのSNSも多くの人と交流してこそ楽しめる仕様になっているので、限定しすぎるとSNSの楽しさや面白さが味わえないことを頭の片隅に置いておこう。
 
 
 
・写真に特化した「instargram」
スマートフォンの写真アプリ「instargram」は、写真を通じて交流できるSNS。スマホユーザーの拡大と共にユーザー数を増やし、 Facebook、twitterと連携して使えることもあり、2012年4月時点で全世界で4000万人のユーザーを超えた。いまやスマホのSNSユー ザーにとっては、欠かせないサービスとなっている。

・10代・20代学生の必需アイテム「LINE」
日本国内で2,000万人、国外で 3,000万人のユーザーを持つのがLINE。こちらもスマホのアプリで、LINEに登録者同士は無料で電話ができるので、スマホを持つ学生の多くが利用 している。チャットが進化し、よりパーソナル化したもので、仲がいいメンバーでグループを作っての会話や、1対1でのクローズな会話と、楽しみ方も多彩。 Twitterのタイムラインに追いつけないので、仲のいい友達同士でグルーブを作り、仲間内のディープな会話はLINEで…という使い方もある。また、 会話に合わせて使える「スタンプ」が、LINEの面白さを拡げている。

・オランダで人気の ご近所おすそわけSNS 「 Thuisafgehaald 」
分かりやすく説明すると、オランダ版・隣の晩ご飯で、“料理を作りすぎたから誰かもらって欲しい”など、料理のシェア情報を共有できるというもの。果たして日本進出はあるか?!

・アメリカで赤丸急上昇中「ピンタレスト」
アメリカ国内ではFacebook、 twitterに続く人気SNSが「ピンタレストだ」。「ピンタレスト」ユーザー同士で気に入った写真をを自分の掲示板にピンで刺すように集めていくこと ができるという、写真共有のSNSサービスのひとつ。日本版のサービスはまだ始まってないものの、既に日本語での使い方のページも幾つか存在している。大 手日本企業がピンタレストへの資本提供を始めていることから、そろそろ日本にも本格上陸を果たしそうだ。

・AKBメンバーを取り込み利用者を増やしている「google+」
Facebookやmixi などと同じように友人知人と情報の共有ができる。相互フォローでなくても、相手の情報を共有でき、ビデオチャットができる機能まである。AKB48のメン バーがグループメンバーとファンとの交流サービス「AKB48 on Google+」を開始したことで、ユーザーが一気に拡大した。